ふとした瞬間「心に蘇るあの曲と若い頃の思い出」。
まるで昨日のことのように…。
ギターが趣味の長男が「BOØWY」を聴いていました。
私が若い頃夢中になり、大好きだったバンドです。
久しぶりにライブ映像「〝GIGS〟CASE OF BOØWY」を見ると、今でも全く違和感なく楽しめました。
しかも映像が「30年以上前のもの(2024年6月現在)」であることに、改めて驚くばかり!
そのライブ映像を見て、今更ながら思うのは、
・ツッコミどころがあまり見つからないバンド自体の完成度。
・とても「ギターが1本だけ」とは思えない音の厚み(ライブにおいて)。
・布袋氏が体の一部のようにギターを操り、奏でられる変幻自在のギターフレーズ。
・飽きのこない曲の数々(歌詞の意味がよく分からないものがありますが…)。
…など、たくさんの魅力が。
特に衝撃なのは、メンバーが「当時20〜30代の若者だったこと」です。
これほどの曲のクオリティー、ステージアクション、優れた演奏力をこの若さで…。
恐るべしBOØWY…。
BOØWYの曲を聴くと、10代の頃の楽しかったこと、悲しかったことなど、いろいろな思い出が蘇ってきます。
また、自分自身もバンドをやっていたため、他のグループと比べて「俺たちの方が上手い」と、「どんぐりの背比べ」に躍起になっていたことも思い出します。
BOØWYの影響はこんなところにも。
カラオケに行けば、ボーカル氷室氏の「マイクを薬指と小指の間に挟む」持ち方や、クセのある「た行」の歌いまわしを、みんなが真似していました。
また、布袋氏が好きすぎて「布袋モデルの、あの模様のギター」を買っちゃう人も。
まあ、買った本人がそれでよければいいのですが…。
BOØWYのライブ映像を見たことで、「俺も、彼らのようにがんばろう」と思うのではなく(全くないわけではないですが…)、最近の音楽を否定するのでもなく、「いい曲は世代を超えて残っていく」ということを実感しました。
時を経ても色褪せない曲には、世代を問わない「特別な魅力」がありますね。
青春時代の思い出がたくさん詰まった「私にとってのいい曲」が、後々の世代に伝わり、いつまでも残っていけば、素直に嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「いい曲と思い出」、いつまでも大切にしたいですね。