実家の両親が、一戸建てで2人暮らし。
高齢ということもあり、早めの整理整頓を始めたのですが…。
収納、棚、クローゼットには、「人数にまったく見合わない、たくさんの物・物・物」が…!
その現状を初めて見た時、「触れてはいけないものに触れてしまった…」と少し後悔しました(笑)。
不要品処分を細分化して進める大切さ
最初は一気に片付けようとしましたが、すぐに無理だと判断。
両親の同意を得ながら、一つずつ「要る・要らない」を確認し、「今日の分はこれだけ。これ以上はやらない!」とキッチリ決めて、進めていきました。
細分化して少しずつ片付けるのは時間がかかりますが、実は効率的。
一度にたくさん処分しようとすると、両親も私も余計な疲労やストレスを抱え、続ける意欲が減ります。
それより、週に一度の「処分の日」として、短い時間、少ない量でもコツコツ進めるのが、結局一番近道なんですよね。
立ちはだかる3つの壁
処分の際は、乗り越えなければならない壁があります。
私が考える「3つの壁」は以下のとおり。
1. 「もったいない」の壁
日本人特有の感覚か、「まだ使えるのにもったいない」という気持ち。
また「高かった」「ブランドものだから」というのも。
これを乗り越えるために、「使わないものは持っていても意味がない」という意識を持ちちたい。
2. 「いつか使うかも」の壁
「いつか使うかもしれない」と思って捨てられないものも多い。
ですが、「いつか」とは一体「いつのこと」なのでしょうか?
実際には「いつか」はほとんど訪れないと言っていい。
年に1回使うかどうか…など、まったく使う見込みのないものもあるでしょう。
使用頻度を考え、本当に必要かどうかを見極めたい。
3. 「思い入れ」の壁
思い出が詰まったものは捨てにくいですよね…。
特に「子供の学校での作品、賞状、思い出いっぱいのおもちゃ」など。
または、結婚式での引き出物やイベントなどの記念品、お金を貯めてようやく手に入れたもの、なども…。
しかし、思い出は物としてではなく「心の中」に残してほしい。
または、写真に撮って記録するなど、思い出を残しつつ手放したい。
少しずつ、早めの行動を
大掛かりな整理が必要になった時の負担を軽減するためにも、少しずつ、早めに行動することをオススメします。
価値観の押しつけにならないように両親と話し合い、「捨てる、やめる、手放す」ことのメリットを理解してもらいました。
まとめ
物の整理は「心の整理」「思考の整理」「家計の整理」そして「時間の整理」につながります。
無理せず、1日たった1個捨てるだけでもOK。
それが継続できたら、間違いなく大きな成果に。
1年後、2年後が楽しみですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたにとって充実した日々となることを、心から願っています。
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