過ぎてゆく日々の中で。

毎日の暮らしの中で感じたこと、思ったことを書いていきます。

過剰な「確認行為」を克服する:一歩を踏み出す勇気

『あれ、カギ閉めたっけ…?

皆さんは「強迫性障害」という言葉を聞いたことがありますか?

私は、「確認行為」という症状にずっと悩んでいました。

同じような経験をされている方もいるかもしれませんね。

戸締まりや消灯、電源オフ、文書の確認など、何度も何度も確認してしまい、時間がどんどん過ぎていく…、そんな日々が続きました。

一度確認しても、「大丈夫かな…? 忘れてないかな…? 間違ってないかな…?」と不安が膨れ上がり、再び繰り返してしまいます。

きっかけは20〜30代の頃、仕事で文書を作成した時のことでした。

しっかり確認したにもかかわらず間違いがあり、会社に損害を与えてしまった経験が、私の心に深い傷を残しました。

それ以来、「完璧主義」の性格と相まって、あらゆることに対して必要以上に確認しないと不安でたまらない状態が続きました。

何より確認のし過ぎで、無駄に時間を浪費するダメージが大きい…。

このままではいけないと、思い切って確認行為を手放す決意をしました。

一点集中して確認する

まず、私が実践したのは「確認は一度だけ」という方法です。

具体的には、余計なことを考えずに、一度そこだけに集中して確認をしっかり行い、それ以上は絶対にしないというルールです。

直後に不安な気持ちが沸き上がってきますが、その感情に耐え、再確認をやめます。

最初は非常に辛く…、そしてキツい…!

心が折れそうになりましたが、少しずつ慣れていきました。

 

家族や職場のサポートを得る

次に重要だったのは、家族や職場のサポートです

家族には事情を説明し、火の元や戸締まりなどの重要な確認をお願いしました。

これにより、負担が軽減され、不安も少しずつ和らぎました。

また、職場でも事情を話し、些細な確認作業でも他の人に頼むようにしました。

このサポートのおかげで、過剰な確認行為から少しずつ解放されていったのです。

 

自力での克服を選んだ理由

薬での治療もあるようですが、私は自力で治すことを選びました。

薬は飲みたくないし、薬に頼らず自分の力で克服したいという思いが強かったからです。

まとめ

現在、かなり克服できています。

完全に治ったとは言えませんが、以前よりも確実に楽になりました。

同じような過剰な「確認行為」に悩んでいたら、時間がかかるかもしれませんが、勇気を持って手放し、一歩踏み出してみてください

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたにとって充実した日々となることを、心から願っています。