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「そのうちにね」っていつやるの!?:承継を後回しにする代償

『あの時、やっておけばよかった…』

皆さんは、「そのうちにね」と何かを後回しにしてしまったことはありませんか?
特に仕事の場面で、重要な課題を先延ばしにしてしまうことは少なくないでしょう。

私は某社の管理職として、部署の統括や業務管理、計画の策定など、さまざまな業務に携わっています。
しかし、私個人の意見として、管理職の最も重要なミッションは『次世代のリーダーを育成すること』だと断言します。
会社を永続させるためには、後継者の育成が何より必要です。人員不在では元も子もないからです。

この記事では、後回しにすることのリスクと、次世代リーダー育成の重要性について考えてみたいと思います。

 

承継を後回しにするリスク

「そのうちにね」と思っていると、後々になって後継者がいない「手遅れ」状態になる恐れがあります。
「あの時にやっておけば…」と思っても、時間を巻き戻すことはできません。

リーダー育成には長い時間が必要ですし、何の準備もなしに間に合せで「できそうな人」を選んでしまうと、組織は混乱してしまいます。
また、選任された方も気持ちの整理ができないまま「やらされ感」で取り組んでしまえば、チームをまとめることなどできません。

リーダーには「才能、素質、カリスマ性など」が必要と思われがちですが、実際にそれらを全て持ち合わせている人など「ゼロ」に近いでしょう。
そのような人を待っていても都合よく現れることはなく、承継は永遠に進みません。

リーダーシップに求められる能力は、時代と共に変化する必要があります。
一昔前は、リーダーがチームの先頭に立ち、メンバーを引っ張っていく「俺について来い」的なスタイルが求められていましたが、現在では、柔軟性やチームを支える能力が重要視されています。
次候補に優れた能力がないと嘆く前に、その人を活かせる方法を考えることが大切です。

 

次世代リーダー育成の方法

次世代リーダー育成には、従来の方法に執着しない柔軟な考えが必要です。
例えば、「リーダーは裏方で支え、部下が主役として自立して行動できる」ような環境を整えることが考えられます。
リーダーが全てを決定し指示するのではなく、部下が自ら考え行動する機会を与えることが大切です。

 

変化する時代に対応する

強いものではなく、変化できるものが生き残れる時代
会社の未来を確かなものにするために、次世代リーダーの育成は、早いうちに手を打っておきたいものです。

後悔しないように、ぜひ、早めの次世代リーダー育成を考えてみてください。

まとめ

「そのうちにね」と後回しにすることが、どれほどのリスクを伴うかをご理解いただけたでしょうか?
次世代リーダーの育成は、会社の未来を左右する重要な課題です。
今すぐに手を打つことで、後悔しない未来を築くことができます。

最後に、次世代リーダー育成に取り組む際には、柔軟な考えを持ち、変化を恐れずに挑戦することが重要です。
才能や素質に恵まれたリーダーを待つのではなく、自ら育てる意識を持ちましょう。
部下が自立し、チーム全体が成長する環境を整えることで、自然と次世代リーダーが育っていくはずです。

皆さんも、ぜひ「そのうちにね」と後回しにせず、今すぐに次世代リーダー育成に取り組んでみてはいかがですか?
未来のリーダーたちが、あなたの決断と努力によって育つことを願っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたにとって充実した日々となることを、心から願っています。

 

▼私自身がリーダー業務で行き詰まった時に出会った一冊です。
「このような考えもあるのね」と参考になりました。
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